専門式場ウエディングのメリットとデメリット
専門的に結婚式を行う会場を複数持ち合わせたのが、専門式場です。
昔からの、冠婚葬祭の互助会系列の会場が多いですが、全く関係のない専門式場も今は多くなってきています。
互助会とは、いずれ訪れる結婚式やお葬式に備えて積み立てをするシステムを行っている会社です。月々に掛け金を支払う事によって、系列の結婚式場や葬儀場のサービスを受けることができます。
では、専門式場のメリットとデメリットをご紹介いたします。
Contents
専門式場ウエディングのメリット
なんといっても低コスト
他の結婚式会場に比べるとダントツに費用を押さえることができる傾向があります。
また、ご両親が互助会に加入し積み立てをしていれば、さらに割引が適用されます。
専門式場の場合、提携している衣装や装花の会社ではなく自社ブランドとして展開をしていることが多いです。その為、値段が低価格で提供できる。
専門的に作られた会場なので動線が良い
新郎新婦の当日の動線や、ゲストの移動がスムーズに行うことができます。
スタッフがプロ揃い
専門的な知識を持ち数多くの結婚式を担当してきたスタッフが集まっています。
他の会場では提案ができないような、独創性がる提案をしてくれるでしょう。
また、当日の段取りもスムーズに行ってくれるので新郎新婦も安心です。
挙式会場が素敵
他の会場では取り扱っていない場合が多い、仏前式を執り行うことができる。
チャペルに限らず神前式の会場にも力を入れているので、素敵な挙式会場に出会える。
打ち合わせが専門式場内で済む
自社ブランドとなるので、当然専門式場内で打ち合わせが済みます。
挙式会場や披露宴会場の特徴を知っているので、素敵な衣装及び装花を提案してくれるでしょう。
専門式場ウエディングのデメリット
同日に複数の結婚式がある
人気の日は特に、同日に何組も結婚式を執り行います。
その為、特別感はありません。
最近では減ってきていますが、昔は新婦の控室も全て同室なんてこともありました。
ロビーのスペースがホテルに比べると限られてしまうので、窮屈する。
料理がまずい
同日に何組も結婚式を執り行う為、事前に料理を準備している傾向があります。
また、披露宴会場と調理場が離れているので料理が冷めてしまいます。
配膳のスタッフに要注意
専門式場に限らないのですが、結婚式の配膳は基本的に派遣のアルバイトが行っています。
配膳スタッフの力量によって給料が異なりランク分けされています。
ランクによって派遣されるスタッフが異なり、ホテルへ行くスタッフやゲストハウスに行くスタッフと分かれます。
その中でも、専門式場は単価が安い為どうしてもランクの低いスタッフが多いです。
配膳スタッフは事前に確認をすることができないので、こればかりは運任せになります。
結婚式場なのに法事?
専門式場は、基本的には結婚式を行う会場ですが法事やパーティーも取り扱っています。
タイミングが悪いと、結婚式同日に喪服をきたゲストとすれ違う恐れもあります。
まとめ
専門式場の多くは、古い歴史を持っており、経験を積んだスタッフが多いです。
古くからの伝統と今はやりのトレンドまでを知ったスタッフが、希望に沿った形で提案をしてくれるという安心感があります。
元々、私も専門式場に勤めていました。
ゲストハウスに比べると、特別感や高級感に劣る点はあるかもしれませんが、何よりもコスパが良いと思います。
特別な理由があり、結婚式まで日がない!といった新郎新婦も安心できます。
実際に、私が担当者した結婚式において、なんと7日で準備をして結婚式をあげたおふたりがいました。
自社ブランド及び、慣れたスタッフがいたからこそできた結婚式だと思います。
ホテルやゲストハウスではまず、対応ができない結婚式です。
以上、専門式場ウエディングのメリットとデメリットでした。